原油取引はボラティリティーが大きく、一度出たトレンドが長続きしやすいので、その値幅を狙って利益を上げることができる商品です。
XMで原油取引する場合、スプレッドが広く取引手数料が高い分、少額から始めることができます。
この記事ではXMの原油取引の条件や取引時間、原油商品の種類などについて解説しています。
また最後には他社との比較もしていますので、、XMで原油取引をするとどんなメリットがあるのかを知ることができます。
XMでの原油取引について
XMに限らず原油の取引は先物取引なので「限月」と呼ばれる取引期限日が決められています。
期限を過ぎると自動で決済されるで、長期間保有することはできません。
またXMの原油取引は先物取引なのでスワップポイントもつかず配当金もないことが特徴です。
ただ、XMではXMPというポイントは付くので、クレジットや現金に変えることができます。
XMで原油取引する際には保有している口座に関係なく、商品によって取引条件が決められているので、条件について見て行きましょう。
これらを個別に解説します。
必要証拠金は?
XMでの原油取引できる商品は後に解説する4種類に分かれており、原油毎に必要証拠金率が違うので、必要証拠金も変わってきます。
ロット数×コントラクトサイズ×オープン価格×証拠金率(各原油の必要証拠金率)で必要証拠金を求めることができます。
ちなみに必要証拠金率はGSOILのみ3%でそれ以外は1.5%と決まっています。
4種類の内のOILで計算してみると、100バレルでレバレッジ66.6倍、現行価格が約40ドルとすると、6000円程度の必要証拠金になります。
1ドル動くと1万円程度の利益を得ることができるということになります。
レバレッジとロット数
レバレッジも口座ごとのレバレッジではなく、取引する商品によって変わります。GSOILは33.3倍でそれ以外は66.6倍と決められています。
またロット数も商品ごとに1ロット数と最大取引サイズが違います。
銘柄 | 1ロット数 | 最大取引サイズ |
OIL | 100バレル | 400ロット |
OILMn | 10バレル | 4000ロット |
BRENT | 100バレル | 400ロット |
GSOIL | 4Tonnes | 500ロット |
銘柄ごとにロット数が違うため、間違えないように注意してください。
OILMnだけ1ロット10バレルという少額で取引できるので、初めて原油取引する人におすすめです。
原油取引でのスプレッド
XMでの原油のスプレッドは広いですが、ハイレバレッジで取引できるメリットがあるため、多少の手数料は仕方ないと言えます。
銘柄によって異なるスプレッドを表にしています。
銘柄 | 最低スプレッド |
OIL | 4pips |
OILMn | 4pips |
BRENT | 5pips |
GSOIL | 150pips |
下にスクロールするとスプレッドを他社と比較したものを表にしています。
その表からXMが特別にスプレッドが広い訳ではないということがわかります。
原油取引時間
XMでの原油取引時間は基本的には月曜から金曜まです。
- OILとOILMnは8時5分〜翌6時55分
- それ以外は10時5分〜翌7時55分
注意点として金曜の終了時間は45分早まり、サマータイムでは1時間取引時間が早くなります。それでも原油取引はほぼ24時間取引できることがわかりますね。
XMでは4種類から原油取引を選べる
XMで原油取引をする取引条件は種類によって異なることを解説してきました。原油は産出国によって原油の名称が異なり、価格も異なります。
XMでは原油取引はこちらの4種類から選ぶことができます。
4つの原油商品について紹介していきます。
OIL
OILはWTI原油とも呼ばれるものでアメリカの原油です。
WTI原油は原油消費国で1番のアメリカの取引所で取引されており、WTI原油の価格によって世界の原油価格も変わってきます。
1ロット100バレルと保有ポジョンの大きな商品となっています。
OILMn
OILMnはOILと同じ商品ですが、取引量が10分の1から取引できる商品です。
1ロット10バレルから取引できるので、原油取引を少額から始めてみたい人にとって魅力のある商品と言えます。
BRENT
こちらはノルウェー・イギリスからとれるヨーロッパの原油でヨーロッパ市場やアジア市場での価格により、レートが変わってきます。
こちらも1ロット100バレルと取引額が大きな商品です。
GSOIL
精製後の軽油を対象とした商品です。こちらは軽油ということもあり、原油と比べ、価格が高く設定されいます。
他の商品とは決済月と価格が異なります。
XMは他社と比べて原油商品の種類が多く、さまざまな種類の原油取引を始めたい人にとってメリットがあると言えます。
他社と比較したXMの原油取引条件
ここからは日本で人気の高い海外FX業者とXMのレバレッジやスプレッドを比較しています。
業者名 | レバレッジ | スプレッド |
XM | 66.6倍 | 5pips |
iFOREX | 200倍 | 5pipp |
Gemforex | 66.6倍 | 5pips |
AXIORY | 20倍 | 6pips |
他社とレバレッジやスプレッドを比較しても決していい条件であるとは言えません。
しかしXMでは他社と比べて取引できる原油の種類が多いことや、マイナススワップがつきません。
1ロットあたり最大700円のXMPが貰えることを考えるとXMで原油取引をしてみるのもいいのではないでしょうか。
XMでの原油取引についてまとめ
この記事ではXMで原油取引について取引できる原油の種類やロット数、取引時間などの取引条件について解説してきました。
最後には日本で人気のある海外FX業者と比較しましたが、スプレッドやレバレッジという面では変わらないことがわかりました。
しかしXMでは他社よりも選べる原油の種類が豊富であり、原油ミニといった商品で少額で始めることもできます。
またマイナススワップがつかないことや、XMPを貰えることからXMで原油取引を始めてみても良いのではないでしょうか。