スマホだけでOK!自動売買システムプレゼント!

指値注文と成行注文とは?仕組み、取引の違いや約定の優先順位

FXトレードには様々な注文方法があります。

今記事では代表的でよく利用される2つの注文方法について紹介します。

スマホだけで出来る!
自動売買プレゼント中

指値注文とは?

指値注文逆指値注文
値上がり売り買い
値下がり買い売り

買いまたは売りの価格を指定して予約注文する方法。

米ドル/円でいえば、1ドルが105円だとして、100円まで価格が下がったら買い、110円まで価格が上がったら売りといった有利なレートでの注文になります。

安い時に買う、または高い時に売って利益を増やしたいという時に利用されます。

反対に1ドルが105円だとして、100円まで価格が下がったら売り、110円まで価格が上がったら買いというように不利なレートで行うのが逆指値注文(ストップ注文)です。

指値・逆指値注文の期限

有効な期限をあらかじめ設定することもできます。

ヤフージャパンが運営する「YJFX」の指値・逆指値注文の有効期限は以下の通りです。

選択肢時刻・概要
当日午前6時55分(夏時間:午前5時55分)
金曜日取引のみ土曜日午前6時50分(夏時間:午前5時50分)
週末土曜日午前6時50分(夏時間:午前5時50分)
無期限注文取り消しされるまで
指定日時指定した日時まで
出典:YJFFX!

※時刻はすべて日本時間表示

あくまで一例であり、選択できる期限はFX業者によって異なりますので、ご自身が利用されているFX業者はどうなっているか確認しましょう。

指値注文と逆指値注文はセットで!

米ドル/円を1万通貨で取引する際に、1ドルが105円だとして、100円に値下がりしたら買いの指値注文、同時に99円の逆指値注文を設定しておきます。

100円まで値下がりして約定したものの、そのまま値下がりして96円まで下落した時点で決済した場合、逆指値注文を設定していないと4万円の損失が出てしまいます。

しかし99円で逆指値注文を入れておくことによって、損失を1万円で抑えることが可能です。

これらを注文する際は、セットで予約し損失を抑えるようにしましょう。

指値注文のメリット

予約した価格に到達すれば自動的に注文が実行されるため、相場に張り付いておく必要がありません。

あらかじめ価格設定しているので、スリッページが発生しにくいのも特徴です。

約定前なら注文の取り消しや価格変更も可能なので、上手に活用して下さい。

指値注文のデメリット

指値注文の場合は値幅を広くとって価格設定してしまうと、設定した価格に達する前に相場が反転してしまい約定しづらくなってしまいます。

逆指値注文の場合は値幅を小さくとって価格設定してしまうと、少しの値動きで損切りになってしまいます。

そうならないためには、適切な範囲で値幅を設定する必要があり、しっかりと相場を予測しなければなりません。

もしいつも相場が反転して約定しないという場合は、値幅を小さくするなど指定する価格を変えてみるとよいでしょう。

成行注文について

注文価格の設定を行わず、相場を見ながら注文する方法です。

価格が上がりそうだと感じたら買い、価格が下がりそうだと感じたら売りというように、実際に相場を見ながら注文を行います。

成行注文のメリット

FXがはじめての方でもわかりやすい注文方法です。

指定価格に到達することなく、その場で素早く注文できるためチャンスを漏らすことなく取引することができます。

成行注文のデメリット

注文した際に価格した価格と約定した価格に差が生じる可能性があります。

差を広げないように許容幅を設定することで、異常な差でレートで約定しないようにすることも可能です。

しかし、幅が狭すぎると約定できない場合があるの注意する必要があります。

また1度注文すると注文の取消し・変更はできないので、慎重に注文しなければなりません。

注文時の優先順位

FXトレードで注文する際、証券会社では2つの優先順位をもとに売買が成立します。

一体どんな原則なのでしょうか。

価格優先の原則について

売り注文の場合は価格が低い注文が優先され、買い注文の場合は価格が高い注文が優先的に約定されることをいいます。

例えば100円と101円の売り注文がある場合は100円の売り注文が優先され、100円と101円の買い注文がある場合は101円の買い注文が優先されるのが特徴です。

指値注文と成行注文の場合は、価格の指定がない成行注文が優先されます。

時間優先の原則について

同価格の注文が存在するときに、発注した時間が早いほうを優先して約定されることをいいます。

ただし同時注文の場合は、数量が多い注文が優先的に約定されるのが特徴です。

まとめ-状況に合わせて注文方法を活用しよう

指値注文と成行注文、それぞれの違いについて紹介してきました。

FX初心者の方はまず成行注文と指値注文をしっかりと理解して使いこなせるようになりましょう。

上記2つの注文方法を覚えるだけで、トレードの幅は格段に広がります。

成行注文と指値注文を使い分け無駄のないトレードを行って下さい。