最近口コミで評判のウルフシステムをご存知でしょうか?
月利100%以上の報告もある優れたEAですが、一体何故そこまで稼ぐことできるのか、その詳細について調べてみました!
調べた結果、短期的には稼げるEAだということはわかりましたが、運用における注意点や中長期スパンでロスカットの危険性もあります。
ウルフをこれから使い始める方や既に運用している人は必見です。
FX自動売買ウルフシステムとは?
ExpertAdvisorと言われる証券会社のMT4で稼働するFX自動売買システムです。
どんなトレードを行うかのロジックは非公開ですが、プログラムに従って売買するため、使用者のトレード技術に関係なく、誰でもウルフシステムの売買ロジックで取引が可能です。
そのおかげで、参加された方は月利100%という恐ろしい結果を出されていたり、喜びの声も沢山挙がっているシステムです。
ウルフシステムの特徴
通貨ペア | USD/JPY(ドル円) |
時間足 | M5(5分足) |
取引手法 | 逆張りナンピン |
損切 | なし |
最低必要資金 | 5万円~ |
自動売買EAウルフシステムは、どのような取引方法なのでしょうか?
その中身は実はシンプルで、ナンピンを採用しています。
ナンピンといえば、投資の教科書ではご法度とされていますが、資金管理を行い正しい運用を心がければメリットは大きいです。
メリット:ドルコスト平均法で平均取得単価が下がり、相場の変動の時に大きく利益を得られる
デメリット:相場が一方方向に動き、反発がない、ほとんど見られない場合には損失が大きくなり、最終的には全額ロスカットになる
ナンピン戦略には「下手なナンピン、すかんぴん」という格言があります。
この言葉通り無謀なナンピンの末路は強制ロスカットですが、資金管理が徹底されたナンピンは着実に利益を積み上げます。
その他の特徴として、ドル円専門のEAであったり、基本的に損切りしない方針等が特徴として挙げられます。
毎日ジグザグと動くレートを追いかけて、上昇したら売りのエントリーをいれ、下落したら買いのエントリーをいれ、更に上昇下落したらナンピンでポジションを追加する。
そして反転した時に、一気に利確をするという流れです。
ドル円は近年レンジ相場を形成しやすい傾向がありますので、安定的に利益を積み重ねていくことができます。
短期的に大きく稼げる
2020.5〜2020.6におけるウルフシステムのバックテスト結果はどのようなものでしょうか。
以下のチャートをご覧ください。
ドル円のレートはだいたい106〜108円のあたりで推移していることが分かりますね。
バックテスト結果は以下の通りになりました。
1ヶ月間の運用で、利益が9000円も獲得できていますね。
運用資金にもよりますが、仮に資金10万円で開始していたとしたら月利10%近くになっていました。
つまり短期的には高い月利を達成することが可能です。
ウルフシステム2とは?
ウルフシステム2は、ウルフシステムをさらに進化させた後継モデルです。
トレード戦略であるナンピンシステムは変わりませんが、様々な機能が追加されました。
通貨ペアの選択肢が増えエントリー回数の向上、ポジション持ち越しのオン・オフ、自動損切り機能など主にリスクを軽減し、利益を大きくする機能が追加されました。
ウルフシステムの口コミ、評判
ここからは実際にウルフシステムを使ってみた感想、口コミ評価などを紹介します!
稼げる額や時期タイミングの差がありますが、多くの方がウルフシステムの運用により稼げているようです。
資金30万円で始めましたが、毎月安定して3万円ぐらいの収益を得られるようになりました^^副業に興味を持っている人は、ウルフシステムで稼いでみてはいかがでしょう?即効性があって、おすすめです!
コロナ環境で相場が大きく動いたので、沢山の利益をゲットできました!
初心者の方はロスカットされないように、資金多めで始めるのがおすすめです!
以前までは含み損は損切りするものだという認識がありましたが、
含み損=未来の利益のタネとポジティブに捉えるようになりました!
時間をかけてゆっくり利益を積み重ねるので、やや退屈かもしれませんが、
その効果は確かですよ!
ウルフシステムの口コミには上記のようなレビューが多くみられました。
宣伝目的による高評価や一時的なパフォーマンスであることもあり、実際どうなのかは使ってみるのが一番でしょう。
またバックテストで、過去の相場でウルフシステムが通用するかどうかも検証可能なので、鵜呑みにせず、まず試してみることをお勧めします。
ウルフシステム価格は?
ウルフシステム本体の値段は無料です!
月額料金も一切かかりません。(ウルフシステム2は15万円と、初心者が扱うには割と高価です。)
しかし扱えるFX会社が限られており、今の所「Hot Forex」でしか運用することができません。
もちろん口座開設にも費用はかかりませんので、ご安心ください!
なぜ無料で配布されているかと言うと、ウルフシステムの紹介者(サイトの運営者)に、FX会社から紹介料が入る仕組みになっているからです。
システムを開発するには、ロジックを考案したり、それをコードに落とし込んだり、などこれまで培った知識経験といった部分や時間も要しますので通常は高額になります。
それを証券会社から紹介料が入る仕組みで無料で提供できるのは素晴らしいモデルですね。
また利用者が増えれば、その分提供者に収益が増え、さらなる改良に費やすことができます。
ウルフシステムの注意点
ウルフシステムの口コミを見てみると、利用したけど稼げなかったという人も一定数いるようです。
その理由としては、複数ありますが以下の理由に集約されるでしょう。
①推奨ロット以上で稼働した
②相場の急変動でロスカットになった
①推奨ロット以上で稼働した
自動売買システムはあなたの代わりに取引をしてくれますが、ロット数、いわゆる注文数は自由に決めることが可能です。
例えば、10万円で0.01lotが推奨で月利10%程度出ていたとします。
それを利益を増やしたいからと言って10万円で0.1lotと10倍にすると月利100%達成しますよね。
利益は10倍になりましたが、当然ながらリスクも10倍になります。
ウルフシステムは、ナンピンを採用しており、ポジションが増えるたびにロット数は大幅に増えていきます。
なので、無理なロット数に設定してしまえばすぐにロスカットになってしまうのです。
どんなシステムでも月利100%達成することは可能ですが、それを長続きさせるのが難しい…というのを理解しましょう。
②相場の急変動でロスカットになった
ウルフシステムはナンピンを採用し、ロスカット設定がありません。
なのでエントリーをし、一気に相場が変動した際には含み損がみるみる大きくなり、資金がショートしてしまいます。
例えば、以下の図解をご覧ください。
2019年1月3日のチャートです。
朝7時に僅か10分程度で5円以上の大暴落、フラッシュクラッシュが発生しました。
仮に109円でロングのエントリーをしていたらどうでしょうか?
ストップロス設定がなければ、含み損に耐えられず、全額ロスカットで資金が0になります。
こうした年末年始やFOMCなど大きな変動が起きやすい時期は稼働を止める必要があります。
その点も理解していないと、負けてしまうのは当然です。
短期的には勝てるが、要注意
ウルフシステムは、利用者も多く利益を出している人は数多く存在します。
しかし、安易に稼げると思って利用するのは辞めましょう。
投資である以上リスクは付き物で、ウルフシステムも絶対ではありません。
推奨されているロット数や稼働を止める時期などご案内があると思いますので、その辺りをしっかりと抑えて運用するようにしてください。