FXをやる上で、証券会社の取引ツールを利用している初心者は多いと思います。
しかし、証券会社の取引ツールより使いやすくてオススメのMetaTrader4(MT4、メタトレーダー4)というプラットフォームがあります。
今回は、脱・初心者になる上で重要な取引プラットフォームを変更する際の参考になる情報と、MT4で利用できる無料自動売買について紹介します。
FXのMT4とは?トレーダーに必須なツール
MT4とは、ロシアのメタクオーツ(MetaQuotes Software)社が開発提供している取引プラットフォームのことです。
多くの金融商品に対して取引が可能で、特にFXトレーダーには必須と言っても過言ではないくらい愛用されています
MT4の魅力は?メリット
MT4が世界中の初心者〜上級者のトレーダーに支持される理由がこちら。
- シンプルで扱いやすい
- 通常の裁量取引
- EAなどの自動売買
- 豊富なテクニカルインディケータ(分析ツール)
- 自由なカスタマイズ性
- 複数口座を管理可能
上記のような点が非常に人気な理由です。
証券会社の取引ツールの場合、ただ注文ができるだけで分析ツールで分析ができなかったり…
EAなどの自動売買を導入できなかったり、とにかく不便であることが多くあります。
その点、MT4は誰でも直感で扱えるシンプルな操作で扱えるのです。
さらにシンプルなだけでなく、EAなどの自動売買の導入や分析ツール、独自で作成したプログラムなどの導入ができるという機能性があります。
50種類以上のインディケーターが標準搭載されており、分析なども自由にできます。
カスタマイズをすれば自分に最適な最強の取引プラットフォームを作ることができるのです。
MT4の利用は、パソコンやスマートフォン、ipadなどのタブレット端末で利用できるので気軽に導入できます。
MT4のデメリットは?
とにかく人気で便利なMT4ですが、デメリットもあります。
- スマホアプリ版は機能が限定的
- 多機能すぎてパソコン版はとっつきにくい
- Macは使いづらい・使えない
スマートフォンアプリ(iOS版とAndroid版)では機能が限定的で、パソコン版ほどのカスタマイズはできませんが、アプリ版でも十分に利用できます。
事実、スマートフォンのMT4のみで取引を行う人も多くいます。
MT4は高性能で世界でもっともメジャーなツールです。
その反面、初心者だとパソコン版はとっつきにくく難しい印象があります。
デフォルト設定だと画面がゴチャゴチャしているように見えてしまったり、テクニカル的なツールが表示されていないのでFX初心者の人にはとくに難しいソフトに感じます。そのため細かい設定や使い方を覚える必要があります。
またパソコンのインストール版MT4は基本的にWindowsのみしか利用できません。
これはかなり大きなデメリットとも言えるでしょう。
最近は、Macユーザーも増えてきているのでMT4をインストールできないのは痛い点です。
しかしMacでMT4を利用する方法がない訳ではありません。
- Mac内にWindowsを導入
- ブラウザ版を利用する
Mac内にWindowsを導入することで、MT4をインストールすれば利用することができます。
(Boot CampやParallelsというツールの利用が必要です)
インストール版が使えなくていちいちMac内にWindowsを導入するに抵抗がある人は、ブラウザ版のMT4がオススメです。
MT4がFXトレーダーに人気の理由
MT4の人気の理由は、様々なチャートや分析ツールと、自動売買を使える点。
MT4にはチャートやテクニカル指標がたくさん用意されていて、画面表示やチャートの色なども自由に変えることが可能。
一番は、自由度の高さが支持されている理由です。
MT4では自動売買を作成し、それをもとに自動売買をすることもできます。
MT4は、口座開設さえすれば、無料で入手・利用が可能。
MT4はどうやってダウンロードすれば良い?導入方法
MT4は、証券会社やFX業者が対応していないと取引口座にログインできません。
すでに口座開設している証券会社やFX業者があれば、対応しているかを確認してみてください。
基本的に対応しているかどうかは、証券会社やFX業者のホームページ上に記載されています。
参考⬇︎(XMの場合)
証券会社・FX業者が対応している場合の導入方法
証券会社やFX業者が対応している場合は、以下のステップで導入できます。
- MT4の口座情報を調べる
- MT4をインストール
- MT4で取引口座にログイン
まず最初に、MT4の口座情報を調べる必要があります。
- サーバー名
- 口座番号
- パスワード
これらの情報を調べます。
上記の情報は証券会社、FX業者のホームページにログインして確認したり、口座開設をした際に送られてきたメールで確認できます。(それでもわからない場合問い合わせると対応してくれます)
その後、インストールしたMT4の口座にログインすれば完了です。
証券会社・FX業者が対応していなかった場合の対処法
証券会社やFX業者がMT4に対応していなかった場合は、以下のような対処法があります。
- 新たに対応している業者で口座開設
- MT4でデモ口座を作る
国内外問わず多くのFX業者でMT4を導入していますが、中には対応していない、対応していても取引は証券会社のツールを使うという場合もあります。
このような場合にはMT4に対応している別の証券会社やFX業者で口座開設するとよいでしょう。
もしくは、MT4で利用できるデモ口座を作り仮想取引や分析やバックテスト用の勉強ツールとして利用し、実際の取引には自分が契約している業者の方法をとるのも方法です。
分析ツールを利用したい場合は、MT4以外にもトレーディングビューというブラウザ上で利用できるツールがあるので、検討してみてください。
MT4で利用できる無料のFX自動売買ツール
MT4で利用できる自動売買ツールの中には、無料で利用できるものも多数あります。
FX初心者であれば、特に自動売買ツールを利用することをおすすめします。
当サイトでは、WINSという無料自動売買を推奨しております!
詳しくはこちらのページへ
また、自動売買の種類は無数にあり全てを比べることは難しいので、今回は自動売買を導入できるサイトを2つ紹介します。
また、それ以外にもFX業者がおすすめする自動売買ツールもあります。
自動売買ツールの種類は多くそれぞれで特徴やタイプが異なるので自分に合うタイプを見極めることが大切です。
一つのツールを試してみて合わないなと思ったら次のツールを試す、そうやって自分に合った自動売買ツールを見つけてください。
自動売買のタイプ・性質を理解する
- 取引通貨
- 時間足(長期 or 短期など)
- 手法(移動平均線・RSIなど)
- 逆張り・順張り
などなど、人によって特定の取引通貨だけ、レバレジがレバレッジが大きい通貨ペアを扱いたい、取引できればなんでもよいなど自動売買に求めるタイプは異なり、自分の取引スタイルや要望を理解するのが大切です。
それに合わせて対応通貨が多い自動売買プログラムを選んでもよいですし、主要通貨に絞られたプログラムを選ぶのも自由です。
自動売買ツールによっては、ハイリスクでトレードしていくタイプもあれば、小ロットでコツコツと利益を積み重ねるものもあります。
まずは、自分の特徴やタイプ、性格などを考えて『自分に合った自動売買』を探すことが大事です。
本記事では、MT4とは何か?について紹介しました。
FX初心者は特に、分析ツールを利用する必要性があると考えています。
裁量トレードなら分析してから注文という流れを作ることで、なんとなくポジションを持ってしまうポジポジ病の予防にも繋がります。
また、自動売買を試してみたい人もMT4にツールが導入できるので、ぜひMT4をインストールすることをおすすめします!
ちなみに、僕のLINE@では自動売買プログラムのトレード手法をいくつか考案し、提供しています。
興味のある方は、下記のLINEからメッセージください!