スマホだけでOK!自動売買システムプレゼント!

ファンダメンタル分析とは?情報源、トレード手法、本の勉強法

FXにおいて、今後の相場の環境がどう動いていくかを予想する手法は、大きく分けてテクニカル分析とファンダメンタル分析の2つに分類されます。

この記事では、ファンダメンタル分析とは何か、どのように分析を行うのか、情報源はどこなのか、といった疑問にお応えしていきます。

ファンダメンタル分析を行うということは、FXの本質を探ることを意味します。

ファンダメンタル分析の基本を知って、ご自身のトレードを有利に進めていきましょう。

スマホだけで出来る!
自動売買プレゼント中

ファンダメンタル分析とは

ファンダメンタル分析とは、政治的、経済的な観点から今後の相場環境を予測するための手法です。

FXは「外国為替取引」といわれるように、通貨同士を取引するものです。

通貨の取引ですから、当然経済的な面が直接関係してきます。

さらに、経済を動かしているのはそれぞれの国ですので、政治的な要素も直接レートに反映されます。

ファンダメンタル分析では、このような政治や経済といった、お金の価値が増減する直接的な原因を対象として分析をしていきます。

テクニカル分析との違い

FX投資を生業としている投資家の多くは、テクニカル分析とファンダメンタル分析の両方を行って投資をしています。

この2つの違いは、分析する対象の違いにあります。

前述のように、ファンダメンタル分析では政治的、経済的な面からレートの動向を予想していきます。

その一方でテクニカル分析は、様々な指標を用いてチャートを分析することで、今後のレートを予想します。

FX投資でよくいわれている「手法」というのは、ほとんどの場合このテクニカル分析にあたります。

特に有名な手法として、移動平均線によるゴールデンクロス、デッドクロスの形成が挙げられます。

この手法も、「チャート上に表示した移動平均線が交差する」という、視覚的な分析によってレートの動向を予想しようとするものなので、テクニカル分析の1つに数えられます。

ファンダメンタルは「根本的、本質的な」、テクニカルは「技術的な」という意味がそれぞれあります。

この意味のとおり、FXの本質的な面を分析するのがファンダメンタル、指標などを用いた技術的なチャート分析をするのがテクニカル分析、と覚えていただくのが良いでしょう。

実際のファンダメンタルと価格への影響

ここまで、ファンダメンタル分析が政治的、経済的な観点からの分析であることを解説してきましたが、実際にはどのように分析が行われているのでしょうか。

過去の実際に相場環境が変動した例を見てみましょう。

2016年11月、アメリカ大統領選でトランプ氏が当選しましたが、それからしばらくの間円安相場が続きました。

トランプ氏は公約として財政改革を挙げていました。

これについての詳細な内容はここでは省略しますが、「米ドルの金利が上がると期待される内容である」との見方がありました。

通常、ドル金利が上がるとドルの需要が高まり、ドル高(=円安)方向へ相場が変動します。

このことから、「トランプ氏が当選した場合はトレンドが円安ドル高の方向へ傾くだろう」と予測できるのです。

実際にはこれよりも多くの情報を加味して分析を行うのですが、トレンドの方向を予測するための1つの判断材料にはなります。

このように、ファンダメンタル分析はある政治的・経済的な出来事によって他のどのような出来事が引き起こされるかを、その因果関係を探りながら予測して行います。

実際に分析をするには政治や経済についての深い知識が必要になりますが、長期的なトレンドを予測するのにとても役立つのです。

ファンダメンタル分析をする際の情報源

ファンダメンタル分析を行うには、世界でどんなことが起きているか、起きると予想されるかを知る必要があります。

それらの情報は、どこから入手すればよいのでしょうか。

多くの場合、証券会社がファンダメンタル分析に使えるニュースを取り上げているページがありますので、そこを見れば情報量としては十分です。

しかし、ニュース記事も人が書いているものですので、見方に多少の偏りがある場合があります。

そのため、1つのメディアだけでなく、複数のメディアでリサーチを行うのがよいでしょう。

テレビのニュースでもいいですし、先ほどの例ならトランプ大統領のTwitterをチェックするのもアリでしょう。

また、現地メディアの記事をチェックできれば、日本ではなかなか手に入れずらい情報や、生の情報に触れることができるかもしれません。

英語などの外国語に慣れている方は、そちらも調べてみてはいかがでしょうか。

まとめ

ファンダメンタル分析は、政治的、経済的な分析を通してFXの本質的な面にアプローチする手法でした。

分析対象が難しい内容であるために、分析自体も複雑なものになってしまいがちです。

しかし、難解な分析を通して相場を見ることができれば、戦略を練りやすくもなりますし、なにより自信のトレードに自信が持てるようになります。

普段目にするニュースについて、日頃から分析をしてみる癖をつけるのもいいかもしれませんね。

分析を重ねて、より安定したトレードを目指していきましょう。