「どの運用口座を使っても勝てるEAを使いたい!」
そんな要望に応えるEAが本記事で紹介する「CROCUS_EURJPY」になります。
EAのフォワード実績は右肩上がりなのに、自分の運用口座ではなぜか勝てない、といった経験はないでしょうか?
実はフォワードテストは理想環境での運用を想定したものであり、スリッページやスプレッドの変動等は考慮されていません。
そのために運用口座の実績と、フォワードテストの実績に差が出てしまうわけです。
本記事では、それらの不利な条件(スリッページ・スプレッド変動)を加味しても勝てているEA、CROCUS_EURJPYの詳細について解説していきます!
CROCUS_EURJPY(クローカス)とは?
CROCUS_EURJPYは、現在161名(2020.10現在)の方に利用されており、スプレッド耐性に定評(後述)のあるEAです。
ここからはCROCUS_EURJPYの特徴や売買ロジック等、詳しく解説していきます!
CROCUS_EURJPY(クローカス)の特徴
通貨ペア | EUR/JPY |
時間足 | M5(5分足) |
取引手法 | スキャルピング デイトレード |
最大ポジション | 3:パラメータ設定可 |
最大ロット | 100:ブローカーの制限による |
最大ストップロス | 60:パラメータ設定可 |
両建て | あり |
トレードスタイルは、スキャルピングとデイトレード専門になります。
売買ロジックはトレンドフォロー型であり、トレンド中に順張りと逆張り両方を織り交ぜて、pipsを稼ぐスタイルです。
トレード例の紹介(CROCUS_USDJPY)
実際のトレード例をCROCUS_USDJPYのを元に紹介します。(開発者曰く売買ロジックは同じ)
上図は下落トレンド中における逆張りの買いエントリーなります。
短期の反発上げを狙って、上手く利確していることが分かりますね。
こちらは上昇トレンド中における、押し目買い(緑点)、および逆張りの売り(赤点)をしている例になります。
1つのトレンド中において、順張り、逆張りを織り交ぜることが可能であり、それが持ち味の1つとして紹介されています。
エントリーや利確・損切りの判断基準は公開されていませんが、勝率は70.1%(97エントリー中)であることから、優位性の高いエントリーポイントを吟味できる力はあるようです。
18年バックテストで1万円→45億円に!
CROCUS_EURJPYを18年間複利運用を続けることで、1万円が45億円まで伸びることがバックテスト結果より示されています。(余剰金10万円ごとに0.2Lot追加)
複利運用で大きな額に伸ばせるということは、以下の要素が求められます。
- 長期間において低ドローダウンである
- 安定的に高収益である
そのため開発者曰く、複利運用による収益の伸びが、EAの真価を見る判断材料の1つであるとのことです。
ただ、相対ドローダウンが90%を超えており、ギリギリロスカットにならない辺りの実績として作られたものであることも理解が必要です。
CROCUS_EURJPYの実績を紹介!
CROCUS_EURJPYの稼働状況
CROCUS_EURJPYは161人の方が購入しており、その稼働率は100%をキープしています。(2020.10現在)
稼働率100%は利用者が満足している証であり、EAの評価基準の1つと言えるでしょう。
ただし他にも稼働率100%達成のEAはいくつか存在し、この実績だけを切り取って過信するのは禁物です。
CROCUS_EURJPYのフォワード実績
フォワード実績は、一部凹みがあるものの、右肩上がりを実現しています。
また開発者曰く、実際に運用している本番口座でも同等の利益を実現しているとのこと。
さて、一見すると優秀なEAに思えるかもしれませんが、開始時期に注目してみてください。
2020.5〜はコロナ禍という特殊な相場環境とも考えることができ、今現在のフォワード実績を基準にするのは早計とも考えることができます。
また同じ売買ロジックを搭載しているCROCUS_USDJPYは、直近4ヶ月において収益の伸びが見られません。
運用収益が伸びているのは5月中旬〜6月中旬までであり、それ以降は横ばいになっていますね。
この事実を相場の動きと照らし合わせてみましょう。
相場から見るに、おそらく5月中旬〜6月中旬の上昇トレンド(赤矢印)期間中は、運用が上手くいっていたのではないでしょうか。
一方で、以降の緩やかな下落トレンドでは結果が振るわなかったことが分かりますね。
よってCROCUS_EURJPYにおいても、ふとした拍子に実績が伸び悩むことも考えられるため、もう少し様子見して考えるというのも一案です。
CROCUS_EURJPYのバックテスト
上図は2010.4〜2020.4の10年間のバックテスト結果になります。(スプレッド1.0pips想定)
綺麗な右肩上がりになっており、収益性が安定していることが確認できます。
ただしスプレッド1.0pipsで持続的に運用できるかどうかは別問題であり、運用口座や相場環境によって異なってくるでしょう。
実際に運用する口座では、スリッページや思わぬスプレッドの開きがあるため、スプレッドは広めに想定するに越したことはありません。
続いてはスプレッド3.0pips想定におけるバックテスト結果です。
こちらにおいても、多少の凹みはあるものの長期的に右肩上がりになっていることが確認できますね。
スプレッド負けしないということは、1エントリーあたりの損益が、スプレッド分を上回っているということであり、それほど期待値の高いトレードをしている証拠です。
CROCUS_EURJPYの評判、口コミについて
ここからは、CROCUS_EURJPYの口コミと評判を紹介していきます!
内容から考えると、負けトレードもあるものの、EA自体には満足しているようです。
バックテストでは2016年にかけて収益が少ないですが、それ以降は綺麗な右肩上がりです。
スプレッド耐性も十分にあるので安心感があります。
一番最初の取引こそ負けましたが、想定したドローダウンであり、問題ないと判断してそのまま運用を継続中です。
色々バックテストを試しても、問題になりそうなケースはありませんので、ほぼ放置で運用できると期待しているところです。
順調に稼働して稼げてはいますが、公開されているフォワード実績とは異なる動きをする場合もあるので要注意です!
やはりスプレッドの開きによっては、エントリーしないこともあり、そのため機会損失することもありましたね^^;
CROCUS_EURJPYは期待できるが、過信は禁物!
スプレッド負けせず、長期的に収益性が安定しているEA、CROCUS_EURJPYについて紹介してきました。
本記事で紹介した、主な評価ポイントは以下の通りです。
- 長期間(10年以上)バックテスト、フォワード実績(5ヶ月)が右肩上がり
- スプレッド耐性があり、3.0pips想定でもプラス収益を実現
- 1トレンドにおいて、順張り・逆張りを織り交ぜてpipsを稼ぐ
- 複利運用で大きく伸ばせるEA=長期的に低ドローダウン&安定して高収益
記事内でも触れましたが、CROCUS_EURJPYは稼働してから日が浅く、特にコロナ禍における特殊な相場環境での運用結果になります。
そのため今現在の運用結果を基準に考えるのは早計であり、もう少しフォワード実績を様子見してから、運用の可否を決めても遅くはないと言えるでしょう。