FXなどの投資をしていると、与沢翼(よざわつばさ)という名前をよく聞くのではないでしょうか。実際に投資家の中で与沢翼のことを知らない人はいないと言い切れるほど、有名な方です。
このように書籍も出していてベストセラーになっています。
気になるのは、彼がどんな手法を使ってここまでの総資産を築いたかですよね。
彼はいくつも投資を行っていますが、その中でも代表的なのがFXです。
この記事では、与沢翼がどのような人物なのかをご紹介しつつ、どうやって75億もの資産を稼いだか、彼のFX手法や、本当に投資で稼いでいるのかをご紹介します。
与沢翼とはどんな人?
- 彼はメディアに出演する事で有名になった
- 会社が倒産し、多額の借金を抱えてホームレスになった
- そこから投資で一気に資産を増やした
- 書籍を出版し、大ヒット
与沢翼は、5年間で75億円もの資産を築いたことで有名です。かつては「秒速で1億円稼ぐ男」や「ネオヒルズ族」などとも呼ばれ、テレビや雑誌でも取り上げられてきました。
彼は最初から投資家だったわけではなく、学生時代から起業してアパレルやアフィリエイトなどの事業を行っていました。
一方で、メディアに取り上げられて凄腕の若社長というイメージを使い、セミナーや情報商材などでも稼いでいたようです。
そんな彼ですが、会社が倒産し、借金を抱えて住んでいた家を追われた事もあります。この時にまたメディアでも大きく取り上げられて話題になります。
しかし、その後はカジノ、仮想通貨、FX、不動産投資などで大きく資産を築き上げました。
彼が主に行っていたのはデイトレードと言われています。
また「ブチ抜く力」という本を出版し、発売から2ヶ月で8刷、10万部を突破しビジネス書として大ヒットと言える記録を叩き出しました。
現在はドバイやタイなど海外を拠点にし、さまざまな活動をしています。
与沢翼が75億円もの資産を築いた方法
- 借金で転落した人生をメディアに取り上げられる事で再び有名になった
- 転落した人生を書籍で出版し、その種銭でFXを始める
- そこからさらに幅広い投資を行い、莫大な資産を築いた
今でこそ純資産75億と言われていますが、借金を抱えて会社が倒産したばかりの彼に、そんな財力はありません。
そこで自分の転落人生をメディアに取り上げてもらい、注目度が再び一気に上昇しました。
この時の失敗談を書籍にするなど、実は裏で稼いでいたと言われています。
そこで得た種銭を使い、FXを始めて資産を増やしました。(この時に、実はその成功したトレード手法も情報商材として販売する事でさらに稼いでいたとも言われています)
では、彼はどのようにして再び成功したのか。次に与沢翼が行っていたFX投資方法について詳しくご紹介いたします。
与沢翼のFX投資法はスキャルピング
与沢翼が行っていた手法はスキャルピングと言われています。
ここでは、スキャルピングとはどのような取引スタイルなのか、実際に彼が行っていた手法について解説します。
スキャルピングとは?
スキャルピングとは、FX取引の代表的な取引手段のことです。スキャルピングは、売買した通貨のわずかな差額分で利益がでた瞬間に利確する事で利益を得る事ができます。
一度の取引でわずかな利益しか設けられなくても、大きな資金で何度も繰り返せばある程度まとまったお金にすることも可能です。
「塵も積もれば山となる」と言える方法が、まさにスキャルピングになります。ただし、ある程度まとまった収益を得るためには、それなりの資金が必要です。
また、一気に資金を失う可能性も高く、かなりリスクのある取引手法です。
短期間で相場分析や売買判断をする必要があるので、初心者には一番難しい方法だと言えます。
スキャルピングで重要なのはチャートパターンの見極め
スキャルピングは1日の非常に短い時間で取引をする必要があるため、ニュースで毎日聞くような世界経済の状況に応じて取引する事はありません。
そのため、スキャルピングをおこなう上で重要なのは、チャートパターンの見極めです。
チャートには、波のリズムのパターンがあり、そのパターンを利用したテクニカル理論に、エリオット波動と呼ばれているものがあります。
例えば、エリオット波動の具体的なパターンに「上昇5波・下降3波」というものがあります。
これは、上昇5波がトレンドの再上昇ポイント、下降3波がトレンドの終わりという意味になります。
このように与沢翼も、「上昇5波・下降3割」のようなチャートの上昇・下降のパターンを見極めて取引をする事で成功しました。
与沢翼のようにFXで成功するためには
ここからは与沢翼のように、具体的にFXで成功するためにまずやるべき事を、実際に彼が使っている証券会社や勉強法などをご紹介します。
証券会社XMを使用する
証券会社XMは海外の証券会社です。与沢翼は、国内の証券会社を使ったFXではなく、海外の証券会社を使ったFXを行っています。
海外の証券会社と言っても、XMは日本人トレーダーに1番の人気を誇る証券会社です。日本語で対応しているので、英語の知識も必要ありません。
また、初回入金額は500円からですので、少ないお金でFX投資をやりたい初心者にも非常におすすめです。
実際に与沢翼自身もXMを強く推奨しており、成功した一流のトレーダーからのお墨付きもあります。
ロウソク足やインジケーターの勉強法を知る
FXで資産を築くためには、チャートの動きを予想するために、ロウソク足やインジケーターなどの知識をしっかりつける必要があります。
FXの勉強は、座学ではなく実際にトレードを行いながら学ぶのが良いでしょう。
ここでは、基本となるロウソク足やインジケーターという言葉の意味を覚えておくとよいでしょう。
それぞれの言葉の意味について説明していきますね。
ロウソク足
ロウソク足とは、値動きの推移を視覚的にわかるようにしたものです。FX投資ではお金が動くので、当然変化するのは金額の数字になります。
数字ばかりだと、見た瞬間に何が起こっているのかわからないため、ロウソク足で図式化することによって瞬時にわかるようになっているのです。
上の画像のような画面を見たことある人も多いと思います。
このロウソク足の上昇・下降をしっかり見極める事が、FXを始める第一歩というわけですね。
インジケーター
インジケーターとは、ロウソク足などから得た情報を参考に、売りと買いどちらが強いのかを計測するものになります。
そのため、与沢翼のような投資家たちは、インジケーターなどのさまざまなツールを使い、チャートを分析しているのです。
自動売買ツールを使う
スキャルピングは裁量トレードでおこなう場合、一瞬の値動きも見逃せないためにチャート画面に常に張り付いている必要があります。
しかし、それを続けるのは非常に大変です。
そこで、プロのトレーダーの中には、自分の売買ロジックをシステムに落とし込んで利用する人もいます。これが自動売買(EA)です。
FXの自動売買と聞くと、「怪しい商材なのでは?」と不安に思う人もいるかもしれませんが、単に人の手でおこなうトレードのロジックをシステムで自動化させただけです。
つまり、FX初心者でも知識がなくてもいつでも24時間、与沢翼のように取引をおこなう事が出来るのです。
ちなみに彼自身は裁量トレードがメインで、FX以外にも投資をしているために自動売買ツールは使っていません。
あくまで、与沢翼のようにFXトレードで成功するための方法の一つとして、自動売買ツールがあるという事です。
実際、プロのトレーダーの中にはツールをメインで使用する人もたくさんいます。
ただし、高額で販売してFX初心者をカモにする商材もあるので、注意が必要です。
無料で使えるものもたくさんあるので、高額の自動売買ツールにはくれぐれも手を出さないように気をつけましょう。
与沢翼の利益はFXだけではない
彼の収益は、FXがメインではありません。むしろ、今ではほんのわずかにすぎないでしょう。
彼の主な収益源は以下のようなものがあります。
- 不動産や株式投資
- スクールやフリーサロン
- 書籍やYoutube
不動産や株式投資
与沢翼は株や不動産、仮想通貨など幅広い投資に手をつけています。
株はFX同様に早い段階から手をつけており、不動産はドバイなどの海外の高級物件も所持しているため、そこからの収益も大きいと言われています。
またビットコインを中心とした仮想通貨もおこなっており、仮想通貨バブルでかなり儲けたようです。
スクールやフリーサロンの運営
与沢翼は、株やFXに関するスクールやフリーサロンも運営しており、そこから何百万・何千万もの利益を上げています。
特に彼の場合は会社が倒産し、借金も抱えていたところから資産家に成り上がったという事もあり、そのサクセスストーリーに強く惹かれて信者になる人も多いようです。
また、お金の儲け方だけでなく、お金を稼ぐためのマインドも広く発信しており、話を聞くだけでも勉強になるという事もあって人が集まります。
書籍やYoutube
上でも紹介した書籍『ブチ抜く力』などのビジネス書のベストセラー本を出している他、自身のYoutubeチャンネルでは、お金に関する情報発信をしたり、自身が住んでいる超高級物件での生活の様子を発信する事で収益を得ています。
こうした彼のマインドや私生活の様子に惹かれて信者になる人も多いです。
まとめ
与沢翼がどのような人物なのか、どうやって75億もの資産を稼いだか、彼のFX手法や、本当に投資で稼いでいるのかについて解説しました。
彼に触発されて自分もFXで儲けたい!と思う人は、まずは行動にうつしてみましょう。