近年では副業ブームの流れがあり、いろいろな副業をする方が増加しています。
最近では新型コロナウイルスの影響で、一部では失職してしまった方もいて、副業を始めようと考える人も多くいます。
本記事では、副業としてFXを始めることについてのメリットとデメリット、そしておすすめの方法についてまとめました。
FXを副業として始めるか、悩んでいる方はぜひ参考にしてもらえれば幸いです。
副業としてのFXで稼ぐのは成り立つ?
そもそも副業といってもその方法や手段はさまざまあり、自分にあった業種を選ぶことが大切です。
FXについてご紹介する前に、まずどのような副業があるのかを簡単にまとめました。
副業の種類
副業の中にも、大きなグループ分けができます。
ネット系・投資系・労働系の3つあり、どれにもそれぞれのよさがあります。
副業を始める前に、それぞれの特徴を理解しておきましょう。
ネット系の副業
最近、主流となってきているのがネットを用いた副業です。
たとえば、アフィリエイトやクラウドワークス、ポイントサイトなどです。
ネット系の副業は、簡単なものから専門的なスキルを用いるものまで幅広くあり収益性も、人によってその差が大きくあります。
ネット系のスマホやパソコンがあれば場所を問わずにできることが魅力の一つです。
投資系の副業
FXをはじめ、株や不動産などの投資系は、始める際の敷居は高めです。
元手資金が必要なので「お金でお金を作る」という基本の考え方をする必要があります。
投資系の特徴は、資産を失うリスクが常につきまとうことです。(債権投資などの例外もあります)
その反面として投資をうまく行うことで大きな資産を形成していくことも、夢ではありません。
労働系の副業
労働系は一般職やアルバイトのような、会社やお店、事業所などの特定の場所に通い勤める働き方のことです。
自分の時間を売って働けくことでその時間分のお給料は確実にもらえるので、安定した収入を得られます。
しかし、会社などの本業との掛け持ちではモチベーションによっては肉体的にも精神的にも疲れやすい働き方でもあります。
働けば働くほど収入は増えますが、投資系のような一発逆転などのような夢を見ることはできません。
FXに向いている人
- 肉体労働よりも知的労働で副業したい人
- 経済や投資に関心がある人
- コツコツ努力して勉強できる人
- メンタルコントロールができる人
FXを副業とするには、資金を失うリスクがあることへの理解が必須です。
稼ぐためにFXをやったつもりが、結局資金を失ったという人も実際にいます。
ある程度の冷静に状況を分析し取引をするメンタルの維持が必要です。
投資をしているというプロのトレーダー意識を持って副業できる方におすすめです。
FXとは?(メリット・デメリット)を確認
FXを副業としている方は、ほかのネット系や労働系に比べると少ないかもしれませんが、副業として始めるには十分なメリットと挑戦する価値があります。
次の項目ではFXをするメリットとデメリットの確認をしていきましょう。
FXのメリット
- 時間的融通が利く
- ほかの投資と比較して少ない資金から取引可能
- 大きなリターンも狙える可能性
FXの大きなポイントは、平日は24時間いつでも取引可能という点です。
本業が忙しい方や時間的にほかの副業が難しい方など、どんなタイプでも時間に融通が利くことは非常に重要なポイントです。
またレバレッジ(利益率)を効かせられるので、一度の取引で大きなリターンを狙うことも可能です。
人によっては、本業よりもFXの収益が上回ったという事例もあり中にはFX専業トレーダーになったというパターンもあります。
このような”夢”がある副業としても、FXは魅力的です。
FXのデメリット
- 元本保証がない
- 必ず利益が出るとは限らない
- 投資や取引に関する勉強や継続する努力は必要
なんと言っても「元本保証」がないことは大きなデメリットです。
ある程度の証拠金に損失は出しても、利益を上げていくことを継続できるタイプなら大丈夫です。
しかし損切りをしないまま、ずるずると含み損が増えて大損してしまうタイプだと取引口座に入れた資金を溶かしてしまい、大きな損失を出してしまう危険があります。
トレード結果によっては自分の置かれた状況に絶望したり、強いストレスを抱えてしまうこともあるのもデメリットと言えるでしょう。
「たまたま失敗してしまった」「自分ならできる」という感情や思考によって、借金をしてまでFXにお金をつぎ込むような泥沼にハマってしまう人が少数ですがいるのも事実です。
チャートを見ていてなんとなくこのペアが動きそうだから…という曖昧な判断で取引することも危険です。
FXをする上では基本的なチャートの読み方やロスカットの基準などの勉強や、一度の失敗で諦めずに失敗をバネに繰り返し学び続けてく努力が必要なのです。
どんな方でもオススメできる自動売買
FXには「自動売買」というツールがあります。
自動売買を利用すると、どんなに本業が忙しい人でもFXで一定の成果を出すことが可能になります。
初期設定をすれば、あとは自動的に取引を行うので市場の時間や取引のゴールデンタイムなどを一切に気にしなくてよいのです。
FX初心者であれば、自分で売り買いを決める裁量トレードよりも、自動売買ツールでコツコツと利益を上げていく方が長期的な成果につながりやすくなります。
FXを始めるときには、自動売買の利用を検討してみてください。
副業禁止の会社で、FXを始めても失敗しない?
「自分の会社は、副業が禁止だけどFXは大丈夫?」という人でもFXは始められます。
FXなどの投資は、厳密に言うと副業ではなく「副収入」となり、兼業をしているわけではありません。
そのため、投資は副業とは見なされずに資産運用として判断されるのが一般的なので、副業禁止の会社に勤めていてもFXは始められるのです。
業務中にトレードをするのは問題ですが、自宅にいる時間や通勤途中などの隙間時間でトレードができます。
勤め先が証券会社やFX会社関係者などの金融関係以外であれば、基本的にFXをしても大丈夫です。
ただし、副業にならないと言っても利益が出てきたら注意するべきポイントがあります。
それは年間に20万円以上の利益が出る場合には必ず「確定申告」が必要となることです。
申告の必要があるのに確定申告をしないのは、法律違反です。
副業が会社にバレる原因の大半が、住民税
ほとんどの場合が、住民税が原因で会社に副業が知られてしまいます。
所得によって住民税の納税額が変わります。
たとえば年収400万円の社員が、年収500万円の人が払う住民税の金額になっていれば、会社がおかしいと思い副収入があることがわかるのです。
FXで得た利益(副業収入分)の住民税を「特別徴収」という会社が払う形で納付するのではなく、普通徴収という方法で自分で納付すれば会社には知られません。
確定申告のときに、確定申告書類の住民税に関する部分で下記画像の部分に「自分で納付」にチェックをするだけで、会社バレの可能性はほぼなくなります。
ただしこの方法でもバレることはありますので、自己責任の範囲で対応してください。
問題があったり悩むようであれば、自治体の税務署などの相談窓口や税理士に相談するのも方法です。
FXで確実に稼ぐための注意点
FXで長期的に稼ぎ続けるためには、正確な知識と自分なりのルールをしっかりと守っていく必要があります。
お金が欲しいあまりに、その時々の感情や感覚といった不確実なものによるギャンブルトレードをしていては、逆に資産を無くしてしまう可能性も。
FX初心者でも自動売買の稼ぎ方で、月利10%を目指せます
投資の初心者でFXを始めようと考えているなら、自動売買の利用がおすすめです。
裁量トレードのような短期間に大きなリターンを狙うことは難しいですが、自動売買ツールなら確実にコツコツと利益を上げていけます。
最初の初期設定は裁量トレードに比べると手間がかかり大変ですが、それさえ終われば自動売買ツールで自動に取引をしてくれるので時間的に余裕ができ、忙しい人でも余裕をもってFXをすることができるのです。
ただし、経済指標の発表時などの相場が急変動することが予測されるタイミングや月末月初などの不確定要素が多いときには自動売買を停止させておくなどの判断は必要となるので、ある程度の知識は必要です。
FX初心者や時間のない人などはとくに自動売買でコツコツと利益を上げて、資金を増やしていくことで月利10%も目指せます。
FXを副業として成功させるかは、人によっても差があり一概に「絶対にもうかる」とは言い切れませんが、手持ちの資産で大きな利益を生む、夢のある副業といえるでしょう。
平日であれば24時間取引ができ、仕事が不規則だったり忙しい人にも参加しやすいので、副業としてFXを始めるのもおすすめです。